STRENGTH OF S·N TEC
有限会社エス・エヌテックでは、お客様の困りごとをお伺いし、それを解決に繋げるという活動を日々行っております。
例えば、「ダイスがよく割れる」「ダイスの寿命が安定しない」「パンチの先端が良く欠ける」「フォーマーでの切断ブランクが悪く、安定して生産が出来ない」等、多くのお客様でお困り事が多々あるのが現状です。
そうしたお困りごとを、豊富な経験と柔軟な発想力により、金型材質・超硬素材・コーティング・金型図面構造・前ブランクの形状等、多様な視点から解決へ導きます。
些細な事でも構いません。電話、もしくはお問い合わせフォームより一度お気軽にご相談下さい。
当社開発「Wダイス」の高寿命化事例
通常の鍛造用金型(ダイス)は、1つの塊になっており、製造工程の負荷は、その鍛造用金型(ダイス)の一部にかかり、製造個数が増えるにつれて、壊れやすくなってしまうのが現状でした。
しかし、Wダイス(ダブルダイス)は、その鍛造用金型(ダイス)を組立てられるように設計し、壊れた部位のみを交換することで、超長寿命、低価格化を実現したのです。
切断ブランク改善事例
「フォーマーでの切断ブランクが悪い為、生産安定しない。」という問題点が工具製造メーカー様より寄せられたことが始まりでした。
そこで、ナイフとクイルの形状を変更した結果、切断ブランクの加工硬化が発生している面積小さくなり、押出ピンの芯振れが無くなり、以前は10分に一度調整が必要であったのですが、1コイル連続して稼働することに成功したのです。
改善前
切断時に高硬度の三日月部が大きく発生していた。その為、第2工程でパンチピンが三日月部を嫌い、パンチピンの芯が振れてしまう。よって、200ショットに一度、第2工程パンチピンの調整が必要であった。
改善後
ナイフ・クイルの形状を変更し、切断時の三日月部を小さくした。その結果、第2工程でのパンチピンの振れを無くし、5,000ショット(1コイル)連続稼働が可能となった。
- 材質
- SCM435
- 圧造機種
- BPF-660
- 切断条件
- φ26.3×58.1
有限会社エス・エヌテックでは、皆様のお困りごとを解決するための努力を惜しまず
豊富な経験と豊かな発想力で解決へと導いていきます。